当院の矯正治療
当院矯正科では、無料相談を受け付けており、患者様とのコミュニケーションを大切に診療を進めて参ります。
小児矯正では、お子様の成長発育に合わせた可撤式(取り外しが出来る)の機能的矯正装置や床矯正装置を使った咬合誘導を行い、将来に向けて咬み合わせの基礎を整えます。
成人矯正では、矯正担当医だけでなく、補綴、歯周病、口腔外科の各専門医ともディスカッションを欠かさず、患者様の現在の生活状況や予後を見据えた包括的歯科医療に取り組みワイヤーを使った本格的な歯の移動配列を行います。
また、治療期間を通して、通院毎に歯科衛生士による口腔清掃や指導を行い、口腔衛生環境の維持に務めています。
尚、矯正診療室は院内別フロアとなっていますので、お子様連れでも安心してお待ち頂けます。まずはお気軽に相談にお越し下さい。
矯正担当医
磯崎 智子
矯正歯科の治療の流れ
当院の矯正歯科治療の流れは、以下の通りです。
1初診
矯正治療におけるカウンセリングを行います。現在のお口の状態を診させていただき、気になっている点やお困りの点などを詳しく伺います。その際に、治療方針、期間、費用などについても説明を行います。ここまでご納得いただけましたら、精密検査に進みます。
2精密検査
レントゲン撮影、歯型取り、口腔内撮影、レントゲン検査などを行います。
3診断・治療計画の説明
検査の結果を元に、適切な矯正装置のご提案や、治療内容の細かい説明を行います。ご不安な点や不明点などございましたら、遠慮なくお聞きください。
4治療前の準備
矯正装置を作るための歯型取りを行います。矯正治療の都合上、抜歯が必要な場合もあります。その場合は、患者様にご納得いただいてからの抜歯となります。
5矯正装置の装着・治療
歯に矯正装置を着け、治療開始となります。治療期間は個人差もありますが、およそ3年前後です。また小児矯正から開始する場合は更に長期に渡ります。歯を動かす治療の副作用として、時に痛みを伴い、装置の接触部に口内炎を併発したり歯肉の退縮が生じる場合があります。月に1回程度ご来院いただき、歯と口腔内のチェックや矯正装置の調整、歯のクリーニングなどを行います。
6保定
矯正治療終了後、後戻りを防ぐために、保定装置を装着していただく場合があります。
矯正歯科の費用
矯正治療の患者様の声
人前で笑えるようになりました
歯並びの悪さがずっと悩みのタネでした。矯正は何年もかかる治療のため、治療中は不安もありましたが、その都度、先生が話を聞いてくださり、安心して治療を続けることができました。今では人前で気にせず笑えるようになり、やって良かったと思っています。
矯正の費用
混合歯列期(床装置) | 385,000円(税込) |
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永久歯列期(ワイヤー矯正) | 550,000円(税込) |
片顎 | 27,5000円(税込) |
MTM | 165,000円(税込) |
保定装置 | 66,000円(税込) |
片顎 | 33,000円(税込) |
検査診断 | 40,000円 |
調整料(ワイヤー矯正) | 5,000円 |
調整料(小児矯正) | 4,000円 |
矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります
治療期間と通院回数について
治療期間 | 約36~48か月間 |
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治療回数 | 36回~48回 |
矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について
- ① 矯正歯科装置を付けた後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、一般的には数日間~1、2週間で慣れてきます。
- ② 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
- ③ 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者 さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- ④ 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくく なるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、 お口の中を常に清潔に保ち、さらに、かかりつけ歯科医に定期的に受診することが大切です。 また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
- ⑤ 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
- ⑥ ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ⑦ ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
- ⑧ 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
- ⑨ 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
- ⑩ 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
- ⑪ 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
- ⑫ 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
- ⑬ 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一 部が破損する可能性があります。
- ⑭ 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)や むし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
- ⑮ 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せ の「後戻り」が生じる可能性があります。
- ⑯ あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
- ⑰ 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢 や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
- ⑱ 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。